DC ー 最先端の展開について

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2019年5月13日
谷口 和歌子、コンサルティング部 シニア コンサルタント

日本では2018年5月より確定拠出年金法が改正され、従来の元本保全を重視した資産運用に代えて、長期的な分散投資による資産蓄積を後押しするルール整備が行われた。現在の日本の確定拠出型年金(以下、DC)における資産運用の焦点は、依然として若年層を想定した資産の蓄積局面にあると言える。これに対し、DCの運営に長い歴史を持ち、当該制度が主要な企業年金制度としての地位を確立している米国では、ベビーブーマー世代の引退を迎え、特に引退前後の期間における効率的なDC資産の蓄積が議論の焦点となっている。

米国のDC加入者は「貯蓄額の不足」「長生きリスク」「リスク回避的な姿勢」といった課題に直面すると同時に、引退前後の時期に特有の多様なニーズを持っている。これらへの対処法として、よりカスタマイズされたデフォルト運用商品の提供や、引退前後期の加入者を対象とした追加的なメニュー(Retirement Tier)の導入が提案されている。これらを活用し、加入者による必要なリスクテイクを促すためには、運用商品に関する複眼的なリスク検証結果を提示することも有効である。米国における引退前後期のDC資産の運用に関するこれらの改善提案は、将来の日本のDCに対しても多くの有益な示唆を与えている。

 

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また、弊社の季刊紙「コミュニケ(日本版)」の2018年秋号掲載記事です。その他の記事に関してもご興味がある場合、営業担当へお問い合わせください。

 

 

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