非営利団体の資産配分トレンド:大学基金モデル

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2019年5月13日
荒川 光弘、コンサルティング部 エグゼクティブ コンサルタント

米国の大学基金は長期的な収益だけでなく、短期的かつ安定的なインカムも求められていることから、絶対収益志向が強くなっている。しかし、大学基金は流動性リスクに対する耐性が強い、すなわち、投資期間に制約がないという性質を持っていることから、非伝統的資産(不動産などのプライベート・アセットやプライベート・エクイティ等)に一定割合の配分が可能と考えられる。実際に大学基金の資産配分を見てみると、全体としては伝統的な株式・債券中心の運用から脱却し、オルタナティブ(ヘッジファンドやプライベート・アセット)への配分割合が高くなっている。目標収益の水準は別として、長期投資家としての特性を活かし、安定的な収益を目指すところは日本の年金基金とも類似している。それゆえ、米国大学基金の資産運用に対する考え方、先端的な管理手法や資産配分トレンドについて確認することは、流動性リスクを犠牲にした商品、特にプライベート・アセットが増加傾向の日本の年金基金には参考となろう。また、資産規模の違いにより、人的資源やガバナンス体制に大きな違いがみられ、オルタナティブ資産内の配分にも違いが出ている点は大変興味深い。

 

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また、弊社の季刊紙「コミュニケ(日本版)」の2018年秋号掲載記事です。その他の記事に関してもご興味がある場合、営業担当へお問い合わせください。

 

 

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