オーバーレイ・サービス

柔軟で資本効率の高いデリバティブ・オーバーレイ・プログラムにより、投資エクスポージャーを管理します。

課題

機関投資家のポートフォリオには、社内で運用しているものもあれば、外部の資産運用会社に委託しているものもあり、全体としての調和に欠けていることがあることがよくあります。投資エクスポージャーを変更したり、目標とするエクスポージャーの範囲内に維持することは、極めて困難となる場合があります。しかし、効果的なオーバーレイ・プログラムを利用することで、モニタリングと執行を両立させることができます。

ラッセル・インベストメントのオーバーレイ・サービスにおける強み

ラッセル・インベストメントは、経験豊富なオーバーレイ・スペシャリストのグローバル・チームを擁しており、お客様と協力して、お客様の投資目標や制約を理解し、お客様特有の投資課題に沿ったソリューションを設計するお手伝いをいたします。

ラッセル・インベストメントのオーバーレイ・サービスは以下の通りです。

キャッシュ部分のエクスポージャー管理

キャッシュは流動性確保のために必要です。ラッセル・インベストメントのソリューションは、キャッシュのエクスポージャーを、デリバティブを用いて株式や債券のエクスポージャーに変換し、日次ベースでキャッシュ保有量を調整します。ラッセル・インベストメントの一括管理サービスは、エクスポージャーの調整と、ポジション構築のための証拠金管理を含めた付随業務もまとめて提供します。

ダウンサイド・プロテクション

多くの機関投資家は、積極的な期待リターン目標を達成するために、長期的にリスク資産へのエクスポージャーを維持する必要があります。しかし、すべての投資家が、回復に数年を要するような大規模な調整のダウンサイド・リスクに耐えられるわけではありません。ラッセル・インベストメントでは、市場の大幅な下落によるポートフォリオ価値低下の頻度や程度を軽減するためのリスク管理ツールを提供しています。ラッセル・インベストメントのポートフォリオ・マネージャーは、お客様の特定のニーズに合わせてカスタマイズしたソリューションを提供することが可能です。

戦略的資産配分(SAA)管理

多くの機関投資家のポートフォリオは、戦略的資産配分(SAA)に基づいて管理されていますが、時間の経過とともに、これらのエクスポージャーは変化していくことがあります。このようなリスクを抑制するには、規律あるリバランス計画が有効です。ラッセル・インベストメントのSAA管理サービスは、ポートフォリオのポジショニングを日々モニターしながらオーバーレイ取引を行うことによって、タイムラグを抑制しつつ効果的にSAAの資産クラスへのエクスポージャーを管理することが可能です。

動的なリスク抑制

動的なリスク抑制のソリューションは、サープラス(積立剰余/積立不足)リスクを管理する投資家に用いられる効果的な戦略で、目標は負債に対する資産の大きさを改善することです。これには、受給者への長期的な支払いに対する資産の管理を行う年金基金が含まれます。
このような運用委託の形態として、グライドパス・ポートフォリオと呼ばれるものがあります。これは、時間の経過とともに資産配分のリスクレベルを下げていくものです。オーバーレイ戦略は、新しいターゲット・エクスポージャーを費用対効果の高い方法でタイムリーに導入し、市場機会が訪れたときに望ましい資産配分を実現するものです。

ラッセル・インベストメントのオーバーレイ・サービスを利用することによって、以下のことが期待できます。

エクイティゼーション・オーバーレイ(キャッシュ部分のエクスポージャー管理)を用いてファンド全体の流動性を管理することで、10-15bpsのリターンの改善が期待できます1

オーバーレイを用いたシステマティックなリバランスにより、トラッキングエラーを約70%削減することが可能です2


グローバルに複数の取引ルートを持つ24時間体制のトレーディングデスクへのアクセスにより、より良い執行と地域ごとの執行に関する専門性を得ることが可能です。

また、18名のスペシャリストで構成されるグローバルなチームが、さらなるリソースと執行ノウハウを提供します。

1 出所:ラッセル・インベストメント。1978年12月31日から2018年12月31日までの影響。典型的な米国のマルチ・アセット・ポートフォリオに基づき、トータル・キャッシュ2.5%(米国株式1.5%、米国を除くグローバル株式2.0%、ファンド・キャッシュ1.5%)に対して、ラッセル3000 40%、MSCI ACWI ex-U.S.20%、ブルームバーグ・バークレイズ U.S.アグリゲート40%で按分した目標値を設定しています。 当資料で表示したシミュレーションは、一定の(明示または黙示の)仮定・前提条件に基づいて過去の実績等を加工・分析したものであり、運用実績ではありません。

2 「オーバーレイ」プログラムを導入したポートフォリオと導入していないポートフォリオの、戦略的資産配分に対するトラッキングエラーの減少で測定したリスク低減。出所:ラッセル・インベストメント。 ラッセル・インベストメントのSAA管理サービスを導入している米国顧客の2010年1月1日~2020年9月30日のコンポジットに基づく。

ラッセル・インベストメントの包括的な投資ソリューション

ご留意事項 必ずお読みください

私たちのオーバーレイ・スペシャリストによるグローバル・チームは、機関投資家が直面するより複雑で困難な投資に関する問題に、下記の独自の技術とシステムを用いて取り組んでいます。

  • オーバーレイ運用を可能にする口座全体レベルのデータを集約する独自のシステム
  • 市場セグメントごとに特化した24時間体制のエージェンシ―専用グローバル・トレーディング・デスク
  • カスタマイズ可能なベンチマークに対する先物のトラッキングエラーを管理する独自の定量システム
  • 取引注文管理システムにより、現物取引とオーバーレイ取引を切れ目なく統合し、より複雑なソリューションを実現

 

オーバーレイ・サービス

インサイトとレポート

ポートフォリオ分散におけるコモディティ投資の重要性と効果

今日の市場環境において、長期的な期待リターンを向上させるものは如何なるものでもメリットとなり得ます。しかし、長期に亘るディスインフレ・サイクルの結果として、国債利回りが歴史的な低水準となった現在、国債(および債券全体への配分)が、これまでのように十分な分散投資効果を発揮できなくなる可能性が多分にあります。この場合、コモディティへのエクスポージャーは、ポートフォリオが必要とする薬となるでしょうか?

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ダウンサイド・プロテクションとの上手な付き合い方

昨今、株式市場の不透明感は増してきている。まさに株式ポートフォリオの下値抑制を検討する局面と言えよう。そして、株式ポートフォリオの下値抑制は直接的な影響だけではなく、その後の投資行動にも影響する重要な問題と言える
株式ポートフォリオの下値抑制の重要性やダウンサイド・プロテクションとの上手な付き合い方について整理します。

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株式ポートフォリオの下値抑制手法

将来の相場トレンド転換点を言い当てるのは至難だが、備えることはできる。株式ポートフォリオの下値を抑制するにはいくつかの手法があり、それぞれに強みと弱みがある。ここでは、代表的な下値抑制手法とその主な特徴について整理してみたいと思う。

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豊富な経験とリソースを持つグローバル・チーム

15
years

平均経験年数15年のポートフォリオ・マネージャー

US$63.6
billion in 2020

全世界で636億米ドルのデリバティブ・エクスポージャーを顧客に提供

18
overlay specialists

11名のCFA資格者を含む、18名のグローバル・オーバーレイ専門チーム

US$2.6
trillion in 2018

2018年に世界で取引されたデリバティブは2.6兆米ドル

出所:ラッセル・インベストメント、2020年12月31日時点。

運営上の制約により投資計画を柔軟に実行できない場合は、ポートフォリオの資産配分やキャッシュ、通貨のエクスポージャーをより効果的に管理できるような執行フレームワークの設計をお手伝いします。

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