ラッセル・インベストメント がグローバル・プライベート・インフラストラクチャー戦略の運用開始を発表

 

※以下は、米国時間2022年10月13日にラッセル・インベストメント(英国)のHPに掲載されたプレスリリースを翻訳したものです。原文はこちら

英国ロンドン2022年10月13日—主要な運用ソリューション提供機関であるラッセル・インベストメントは本日、「グローバル・プライベート・インフラストラクチャー戦略」 「正式名称:Global Unlisted Infrastructure Strategy」 の運用を開始することを発表しました。当オープンエンド型プライベート・マーケット戦略は、変化する社会的・経済的需要に対応するための新たなインフラストラクチャー・ソリューションの必要性を考慮した投資機会に注目します。当戦略は、お客様の投資目標達成を支援する持続可能なソリューションを提供するというラッセル・インベストメントのコミットメントに沿って、欧州連合(EU)サステナブルファイナンス開示規則(SFDR)の、第8条に分類される戦略となります。

目標リターンを CPI +4%とする「グローバル・プライベート・インフラストラクチャー戦略」は、セクター、地域、収益構造、取引形態に分散されたグローバルなインフラストラクチャー・ポートフォリオへのエクスポージャーを提供します。当戦略は、競争力が高く、長期的に持続可能なキャッシュフローを生み出す能力を持つ資産へのアクセスを投資家にご提供することを目的としています。当戦略はインカム重視のスーパーコア・セグメントから長期的なグロース・フォーカスのバリューアッド・セグメントを投資対象とし、ポートフォリオ全体ではコア・プラスのリスク特性を有します。

グローバル・プライベート・インフラストラクチャー戦略は、社会的・経済的ニーズを満たすための新技術やアプローチの開発など、新型コロナウイルスの感染拡大によって加速したインフラの主要トレンドを活用できるよう位置づけられています。

これらのトレンドは以下の通りです。

  • モバイル機器の普及に伴う携帯電話通信量の大幅な増加に対応するためのデータ通信技術の向上
  • インターネットやクラウドコンピューティング使用率の増加
  • 気候変動に対応するための再生可能エネルギーへの依存の高まり
  • 人口増加や都市化に伴う交通インフラの強化

ラッセル・インベストメントでは、これらのトレンドに関連した投資機会は、高いインフレーション耐性を備え、他の資産クラスとの相関が低く、安定した収入源へのアクセスをご提供することができると考えています。

ラッセル・インベストメントは、オルタナティブ投資のスペシャリストとしても、プライベート・マーケット・ポートフォリオを 40 年 間の長期に亘って運用してまいりました。ラッセル・インベストメントは、1984 年に初のオープンエンド型プライベート不動産ファンドを、2006 年に初の プライベート・インフラストラクチャー・ファンドを立ち上げた経験を有しています。弊社グループは1,140億米ドルのオルタナティブ投資資産の運用、助言を行い、全世界で8,000以上のプライベート・マーケット商品をモニターしています*。

ラッセル・インベストメントのプライベート・マーケット部門ポートフォリオ・マネージャーであるマイケル・スタインゴールド(Michael Steingold)は、「グローバル・プライベート・インフラストラクチャー戦略」の運用開始について、次のように述べています。

「社会生活にとってプラスになると同時に、新しいインフラ・プロジェクトに投資することで、投資家が長期的な運用目標を達成するための持続可能な収益機会にアクセスすることが可能となります。グローバル・プライベート・インフラストラクチャー戦略は、世界中の投資家がインフラストラクチャー資産に対する投資ニーズの高まりからも恩恵を受けると同時に、インフレ上昇の影響を軽減することができる、非常に魅力的なソリューションをご提供すると考えています。」

ラッセル・インベストメントの 欧州・中東・アフリカ地域(EMEA)地域の統括者であるジョー・リンハレス(Joe Linhares)は、次のように付け加えています。

「機関投資家およびウェルス・マネジメントの分野において、従来はかなり限定的であった市場へのアクセスを提供する商品に対する需要は非常に高まってきています。オープンエンド型のプライベート・インフラストラクチャー戦略の運用を開始することで、投資家ニーズの変化にも対応し、四半期毎のコミットメントと流動性アクセスを通じて、優秀な運用会社へのアクセスをご提供できることを大変喜ばしく思います。」

*出所:ラッセル・インベストメント、2022年6月末時点

 

ラッセル・インベストメントについて
ラッセル・インベストメント グループは、年金、金融機関および個人投資家など様々な投資家の皆様を対象に総合的な資産運用サービスを提供しています。 運用会社調査、資産運用、オルタナティブ投資、確定拠出年金、資産運用コンサルティング、売買執行管理など、提供サービスは多岐にわたります。弊社は、これら複数の運用サービスを組み合わせ、ポートフォリオレベルで投資家のニーズにお応えするマルチ・アセット・ソリューションをご提供しています。弊社のマルチ・アセット・ソリューションは、ポートフォリオ全体を俯瞰しながら、運用戦略をつぶさに分析することで、より多くの投資機会を発掘し、高い柔軟性とさらなる分散効果の向上を目指して構築されています。米国ワシントン州シアトルを本拠地とし、運用資産総額は約41兆円※1です。


日本においては1986年に東京オフィスを開設。現在、ラッセル・インベストメント株式会社を通じて各種サービスを提供しています。詳しくはhttps://russellinvestments.com/jp をご覧ください。
※1
 2022年6月末現在 グループ合算 為替換算レート:135.85円/ドル、運用資産残高には、オーバーレイ運用を含みます。

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