ラッセル・インベストメント が CEO の交代プロセスを発表

 

※以下は、米国時間2022年8月4日にラッセル・インベストメント(米国)のHPに掲載されたプレスリリースを翻訳したものです。原文はこちら

  • ミシェル・サイツ(Michelle Seitz)は2022年末までに会長兼最高経営責任者 (CEO)職から退き、5 年間の在任期間を終える予定です。
  • グローバル CIO のケイト・エルヒロー(Kate El-Hillow) が、社長(President)のケビン・クリンガート(Kevin Klingert) とともに共同社長(Co-President)に任命されました。

2022 年 8 月 4 日 — ラッセル・インベストメント(本社:米国ワシントン州シアトル市) は本日、ミシェル・サイツが会長兼最高経営責任者 (CEO) の職から退任し、5 年間に及ぶ企業としての成長の推進を主導した役割を終える予定であることを発表しました。サイツはラッセル・インベストメントの取締役会及びリーダーシップチームとともに2022年末までの円滑な移行プロセスに従事してまいります。ラッセル・インベストメントは、企業成長を牽引し、経営戦略とビジョンの実現のため、後任の選定を推進するリクルーティングファームを採用しました。

サイツは、次のように述べています。 「世界中のクライアントの皆様に総合的な資産運用サービスを提供するワールドクラスの専門家チームを率いる、このような象徴的な企業のCEOであることを光栄に思います」。サイツはまた、「ラッセル・インベストメントの全チームは、新たな成功の歴史を築き、弊社グループを強力な「ワン・ラッセル・インベストメント(One Russell Investments)」としてのグローバル・プラットフォームに転換するとともに、最も重要なこととして、クライアントの皆様への価値提案力(Value Proposition)の強化に尽力しました。弊社グループは、TAアソシエーツ(TA Associates) および レバレンス・キャピタル・パートナーズ(Reverence Capital Partners) とのパートナーシップにより、長期的な成長を継続できる体制を整えています。」とも述べています。

サイツは、ラッセル ・インベストメントの成長を促進し、企業文化を強化した功績も認知されています。サイツのリーダーシップの下、ラッセル・インベストメントは成長戦略を遂行し、過去 5 年間で営業利益率を大きく拡大しました。 2021 年には上場市場及びプライベート・マーケットの両分野で融合的なクライアント ソリューションをご提供するため、米ハミルトン ・レーンと資産運用業界をリードする戦略的パートナーシップを締結しました。

2016 年にレバレンス・キャピタル・パートナーズ と共にラッセル・インベストメントを買収したTAアソシエーツのマネージング・ディレクターであるトッド・R・クロケット( Todd R. Crockett)は、次のように述べています。 「私達は、ラッセル・インベストメントに多大な影響を与えたサイツのリーダーシップに感謝しています。ラッセル・インベストメント の経営陣と引き続き連携し、ビジネス戦略のモメンタムに継続的に取り組んでいくことを楽しみにしています。」

レバレンス・キャピタル・パートナーズのマネージング パートナーである ミルトン・R・バーリンスキー(Milton R. Berlinski) は次のように付け加えています。「ラッセル・インベストメントは、イノベーティブな資産運用機能やOCIO(アウトソースド・チーフ・インベストメント・オフィサー)機能を基盤として、将来に向けて自らをさらに強化することで、世界の投資家の皆様の要請に対応することに努めてきました。取締役会全体を代表して、サイツの多大な貢献に感謝し、次章における同氏の継続的な成功を祈っています。」

ラッセル・インベストメント はまた、グローバル最高投資責任者である ケイト・エルヒロー を同社の社長である ケビン・クリンガートと共に共同社長に任命したことも発表しました。 エルヒローは、OCIO投資ソリューションとマルチアセット運用に関する深い専門知識を備え、資産運用における 25 年間以上の経験を有しています。エルヒローは引き続きグローバルCIOも務めてまいります。
エルヒローとクリンガートはともに 2021 年 4 月にラッセル・インベストメント に入社しました。両名は引き続き他の経営職階メンバーと協力して、サイツのリーダーシップの下で培われたモメンタムを推進し、クライアントの皆様の最も差し迫った投資上の問題を解決することに揺るぎない焦点を当てて取り組んでまいります。

エルヒローは次のように述べています。「ラッセル・インベストメントのチームは、近年の投資上のイノベーションとパートナーシップによって活力を得ており、資産運用プラットフォームの能力を拡充しています。そして、クリンガートは、「エルヒローと私は、クライアントの皆様の期待を上回るという私たちのコアバリューを守りながら、近年の成功軌道をさらに加速させるために緊密な協力を継続していくことを楽しみにしています」、と付け加えました。

 

ラッセル・インベストメントについて
ラッセル・インベストメント グループは、年金、金融機関および個人投資家など様々な投資家の皆様を対象に総合的な資産運用サービスを提供しています。 運用会社調査、資産運用、オルタナティブ投資、確定拠出年金、資産運用コンサルティング、売買執行管理など、提供サービスは多岐にわたります。弊社は、これら複数の運用サービスを組み合わせ、ポートフォリオレベルで投資家のニーズにお応えするマルチ・アセット・ソリューションをご提供しています。弊社のマルチ・アセット・ソリューションは、ポートフォリオ全体を俯瞰しながら、運用戦略をつぶさに分析することで、より多くの投資機会を発掘し、高い柔軟性とさらなる分散効果の向上を目指して構築されています。米国ワシントン州シアトルを本拠地とし、運用資産総額は約41兆円※1です。


日本においては1986年に東京オフィスを開設。現在、ラッセル・インベストメント株式会社を通じて各種サービスを提供しています。詳しくはhttps://russellinvestments.com/jp をご覧ください。
※1
 2022年6月末現在 グループ合算 為替換算レート:135.85円/ドル、運用資産残高には、オーバーレイ運用を含みます。

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ラッセル・インベストメントは世界中の拠点を通じて事業を展開しています。当資料中「ラッセル・インベストメント」は、ラッセル・インベストメント グループの会社の総称です。ラッセル・インベストメントの所有権は、過半数持分所有者のTA アソシエーツおよび相当の少数持分所有者のレバレンス・キャピタル・パートナーズから構成されています。ラッセル・インベストメントの従業員およびハミルトン・レーン・アドバイザーズ・エル・エル・シーもまた、少数非支配持分所有者です。フランク・ラッセル・カンパニーは、当資料におけるラッセルの商標およびラッセルの商標に関連するすべての商標権の所有者で、ラッセル・インベストメント グループの会社がフランク・ラッセル・カンパニーからライセンスを受けて使用しています。ラッセル・インベストメント グループの会社は、フランク・ラッセル・カンパニーまたは「FTSE RUSSELL」ブランド傘下の法人と資本的関係を有しません。当資料は、当社が信頼できると判断した情報に基づき作成しておりますが、その情報の正確性や完全性についてこれを保証するものではありません。当資料は、一般的な情報の提供を目的としており、特定の運用商品の推奨等の投資勧誘を目的としたものではありません。当社による事前の書面による許可がない限り、資料の全部または一部の複製、転用、配布はいかなる形式においてもご遠慮ください。