ニッチな投資商品の発掘(もう1つのインフラ投資)

プライベート・インフラストラクチャー投資のサブ戦略であるアベイラビリティ PPP運用(PPP:パブリック・プライベート・パートナーシップ)とは、行政による認可・免許制などによる参入障壁の高いインフラ資産への官民共同投資の一つで、有料道路などのインフラ資産からの収益リスクも「官」が保証する、きわめて特殊な契約形態による運用方法です。

政府(自治体)によって事前に設定されたインフレ連動型のキャッシュフローが保証されていることから、インフレ連動型ソブリン債投資に近いリスク・リターン特性を有しています。

インフラストラクチャー投資のなかで下方リスクを限定した保守的な長期的運用手段としては、インフラ・デットが一般的ですが、ほぼ同等のリスク・リターン特性を持つ、クレジット・リスクの異なるアベイラビリティ PPP戦略の導入により、さらなるポートフォリオ全体のリスク分散、インカム収益の安定化が可能になると考えます。

詳しくは弊社の季刊誌「コミュニケ(日本版)」の2018年春号にて取り上げておりますので、この機会に是非ご一読ください。

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