
Russell Investments Conference 2023
2023年 ラッセル・インベストメント・カンファレンス
日時:2023年11月2日(木) 15:00~17:20
会場:マンダリン オリエンタル 東京 「ボールルーム」
〒103-8328 東京都中央区日本橋室町2-1-1(アクセス)
EMBRACE
THE POSS/BLETM
プログラム/セッション概要
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14:30~
受付開始
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15:00~15:15
開会にあたって
ラッセル・インベストメント株式会社
代表取締役社長兼CEO ジョン・ムーア
ラッセル・インベストメント(米国)
会長兼最高経営責任者(CEO) ザック・バックワルド
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15:15~15:45
第1セッション【基調講演】: 資産運用の高度化に向けて-同プログレスレポート2023から
金融庁
企画市場局 市場課 市場企画室長兼資産運用改革室長
今泉 宣親 氏新しい資本主義の下、「成長と分配の好循環」を実現していくには、家計金融資産などの運用を担う資産運用業とアセットオーナーの改革を実施し、その運用力の向上やガバナンスの改善を図っていく必要があります。2023年4月公表のプログレスレポートでは、資産運用業の現状と課題を整理し、期待される方向性を記載しましたが、本セッションではアセットオーナーに関連する点を中心にご紹介すると共に、足元の資産運用立国実現に向けた議論についてご案内いたします。
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15:45~16:15
第2セッション: アセットオーナーのフィデューシャリー・デューティ
有限責任監査法人トーマツ
リスクアドバイザリー事業本部 金融サービス マネージングディレクター
前田 洋 氏企業年金基金や事業主は、DB、DCいずれにおいても確定給付企業年金法令等や確定拠出年金法令等に則して、受託者責任を全うする立場にあります。今般の金融審議会 市場制度ワーキング・グループ「顧客本位タスクフォース」での議論、およびその後の金融商品取引法の改正への流れを概観し、年金プランスポンサーの観点から、「顧客」としての加入者の利益を意識した一層の運営管理態勢の強化を図るうえで、どのような視点が求められるかについて考えます。今回は特にDBに比べて歴史の浅いDCについても視座を拡げます。
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16:15 ~16:30
15分間休憩
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16:30~17:15
第3セッション: 資産運用におけるガバナンス強化の要点
ラッセル・インベストメント株式会社
コンサルティング部 エグゼクティブ コンサルタント
金武 伸治
ラッセル・インベストメント(米国)
シニア・ディレクター カスタマイズド・ポートフォリオ・ソリューションズ
ニック・ジルコウスキー
ラッセル・インベストメント株式会社
運用部 ディレクター、シニア ポートフォリオ マネージャー
箱崎 真紀子
アセットオーナーの運用高度化やガバナンス強化が求められるなか、優秀な運用マネージャを選択してポートフォリオに組み入れる、従来型の運用プロセスから脱却し、複数の運用マネージャで構成されるポートフォリオに対して、横断的なモニタリングやリスク管理を行う運用体制を構築するなど、運用プロセスの強化方法について考えます。そして、運用プロセスの強化を通じた、パフォーマンス・クオリティの向上策について、具体的な例をお示しします。
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17:15~17:20
閉会にあたって
ラッセル・インベストメント株式会社
代表取締役 加藤 正純
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17:20~
懇親会(ネットワーキング)
登壇者(プログラム順)

今泉 宣親(いまいずみ よしちか)氏
金融庁
企画市場局 市場課 市場企画室長兼資産運用改革室長
2003年金融庁入庁。総務企画局政策課においてNISA導入、検査局総務課において2014年度金融モニタリングレポートの銀行投信販売業務部分などに従事したのち、2015年より東京大学公共政策大学院に特任准教授として出向。2017年より総務企画局政策課政策評価室長、2019年より監督局銀行第二課地域金融企画室管理官、2021年より監督局銀行第二課地域金融企画室長兼総務課人材マッチング推進室長、2023年7月より現職。京都大学法学部卒。
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前田 洋(まえた ひろし)氏
有限責任監査法人トーマツ
リスクアドバイザリー事業本部 金融サービス マネージングディレクター
主に内外アセットマネジメント会社、大手金融法人資産運用部門・リスク管理部門、機関投資家、年金基金等の大手アセットオーナー/スポンサー、資産運用業関連サービス事業体等を対象に、内外グローバル規制対応、GX、DX、サイバーセキュリティ、AML/CFT、BCP、BPO、TPRM、資産運用機能強化・ストラクチャー変更、経営戦略検討支援、海外クロスボーダープロジェクト、オーガニック・インオーガニック事業戦略立案支援、等のCxO経営アジェンダを広くカバー。
邦銀、本邦大手機関投資家の資産運用・リスク管理部門、外資系および日系アセットマネジメントファーム、海外法人資産運用責任者、国内法人CCO等を経て現職、資産運用業における一貫整合した広範な経験を有する。
日本証券アナリスト協会認定アナリスト、国際公認投資アナリスト

金武 伸治(かねたけ しんじ)
ラッセル・インベストメント株式会社
コンサルティング部 エグゼクティブ コンサルタント
1995年野村総合研究所入社、クオンツ・アナリストとしてスタート。2000年バークレイズ・グローバル・インベスターズ(BGI)入社、グローバル債券運用に従事した後、2008年よりグローバル債券ストラテジスト。2009年にBGIとブラックロックが経営統合、2012年より債券戦略部長。2015年格付投資情報センター(R&I)入社、資産運用コンサルタント。 2022年より現職。慶應義塾大学理工学部卒業、早稲田大学大学院ファイナンス研究科修了。
Nick Zylkowski(ニック・ジルコウスキー)
ラッセル・インベストメント(米国本社)
シニア・ディレクター、共同ヘッド、
カスタマイズド・ポートフォリオ・ソリューションズ(株式運用)
米国本社(シアトル)を拠点にラッセル・インベストメントのカスタマイズド・ポートフォリオ・ソリューションズ・株式運用チームを共同ヘッドして率い、ファクター投資、税務管理、ESG、システム・定量投資ソリューション戦略を統括。クライアントの投資目的に合致した運用成果を提供し、進化するニーズに応えるためにラッセル インベストメントの投資能力を強化する責任を担う。またシニア ポートフォリオ・マネージャーとしてラッセル・インベストメントのマルチ・ファクター株式運用ファンドと専用口座ポートフォリオの運用も直接担当。2005年にラッセル・インベストメント(米国)に入社し、グローバル株式運用機関調査業務に従事した後、2010年からは直接投資チームのポートフォリオ・マネージャーとしてファクター投資ポートフォリオ・マネジメントを主導し、ラッセル・インベストメントのポートフォリオ執行能力の向上に貢献した経験を有する。2020年より現職。米パシフィック・ルーテラン大学 数理経済学士号取得。