Corporate responsibility
ラッセル・インベストメントは、企業としての責任を高い水準で果たすことにコミットしています。弊社グループのあらゆる企業活動において、お客様、従業員、株主、環境、地域社会などステークホルダーに貢献する必要があると考えています。地域社会への慈善活動の他、事業や意思決定における持続可能な企業慣行の実践を通じて、地域に暮らしている人々の生活の質向の上を目指しています。
ラッセル・インベストメントは、2009年から国連責任投資原則(United Nations-supported Principles for Responsible Investment (PRI))」の署名機関であり、環境・社会・ガバナンス(ESG)の観点を資産運用業務においてに取り入れています。
責任投資地域社会への貢献
連携して地域社会の人々の生活を改善
ラッセル・インベストメントは3つの基本方針に基づいて慈善活動を行っています。
金融リテラシー
健康と社会福祉
環境
ラッセル・インベストメントは、企業として社会貢献に取り組み続けており、アソシエイトによる社会貢献活動も支援しています。
ラッセル・インベストメントは、慈善活動方針に合致する組織、戦略的パートナーシップを向上し、ダイバーシティ&インクルージョンを重視する組織や団体に対して企業寄付を実施しています。 ラッセル・インベストメントが設けている「スパーク!(Spark!)」プログラムを通じて、従業員の社会貢献やボランティア活動へのマッチングを実施し、各スタッフにボランティア活動のための休暇も提供しています。
ラッセル・インベストメントのグローバル地域社会貢献評議会(Global Community Engagement Council)は、アソシエイト・リソース・グループ(ARG)の活動と協調し、し、ラッセル・インベストメントが事業を展開する地域社会を軸として、人々を大切にし、生活の質を高める活動を追求することに努めています。
ラッセル・インベストメントが協働している組織の例をご紹介します。
インクルージョン(包摂性)
ラッセル・インベストメントは、職場におけるダイバーシティ&インクルージョンの推進はパフォーマンスの向上につながると考えています。 ダイバーシティに関する基本原則は次のとおりです。
リーダーシップの発揮
ダイバーシティ&インクルージョンの支援
インクルージョン文化の醸成
私たちのグローバル・ダイバーシティ&インクルージョン(D&I)評議会は、ダイバーシティとインクルージョンに関する取り組みへのアドバイスや、グローバルなアソシエイト・リソース・グループへの支援を通じて、ラッセル・インベストメントが魅力ある事業主となれるように努めています。同評議会の目的は次のとおりです。
- 多様な人材の採用、育成、定着に関して、リーダーとしてのコミットメントと説明責任を示す
- 社内および地域社会におけるダイバーシティ、公平性、インクルージョンの推進を支援する
- インクルージョン文化を醸成する
- 世界中で多様性に富む従業員を増やしていく
社内のイニシアティブ
• 黒人アソシエイト・リソース・グループ(Black Associate Resource Group)
• 女性/ジェンダー平等アソシエイト・リソース・グループ(Women's/Gender Equality Associate Resource Group)
• LGBT&アライ(LGBTA)アソシエイト・リソース・グループ(LGBT & Allies (LGBTA) Associate Resource Group)
• 多文化アソシエイト・リソース・グループ(Multicultural Associate Resource Group)
• 退役軍人アソシエイト・リソース・グループ(Veteran's Associate Resource Group)
• キャリア向上アソシエイト・リソース・グループ’(Career Enhancement Associate Resource Group )
ラッセル・インベストメントのアソシエイト・リソース・グループは2020年、ダイバーシティ&インクルージョンに焦点を合わせた45件以上のイベントを世界各地で支援しました。以下はその一部です。
ラッセル・インベストメントが協働している組織の例をご紹介します。
持続可能な労働慣行
ラッセル・インベストメントは投資先企業と同じ基準を自らにも課すため、グローバルな事業活動において2030年までにカーボンニュートラルを達成することにコミットしています。
エネルギー消費
ビジネス・トラベル
サプライチェーン
水質および廃棄物管理
ラッセル・インベストメントは気候変動対策における自らの役割を認識しており、グローバルな事業活動に関して2030年までに炭素排出量ネットゼロを達成するというコミットメントを2021年4月に発表しました。
ラッセル・インベストメントの副会長が議長を務める「グローバル持続可能労働慣行評議会(Global Sustainable Work Practices Council)」は、環境に対する悪影響を識別して削減することを使命に掲げてメンバーを集め、年間を通じて活動を行っています。この活動により、最も持続可能な方法でラッセル・インベストメントの日常的な業務を実施できるようになります。
同評議会の最重要目標は次のとおりです。
グローバルな事業活動に関して、2030年のネットゼロ達成に向けた各種目標を設定する。
目標の設定、取り組みのチェック、パフォーマンスのモニタリングに関する枠組みを提供する。
各地の拠点で採用されているベストプラクティス原則に対して、一貫したアプローチを確保する。
クライアント、新規顧客、運用会社パートナーの方々を含む広範な資産運用コミュニティに向けてラッセル・インベストメントが提唱している内容が社内の業務慣行に反映されていることを確かなものとする。
同評議会を支えているのは、ラッセル・インベストメントにおける従業員の意識向上と持続可能な文化の創造に重要な役割を果たしている3つの地域グループです。
ラッセル・インベストメントはネットゼロに向けた取り組みの指針として、温室効果ガス・プロトコル企業基準(Greenhouse Gas Protocol Corporate standard)を採用します。スコープ1と2の排出量の他、排出量削減において最も重要と考えられているスコープ3の排出量についても削減に取り組んでいます。温室効果ガス排出量は測定や開示の目的でも必要となる指標ですが、ラッセル・インベストメントは廃棄物処理や水資源消費などの分野でも環境への影響を最小化する機会を検討しています。