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リスクの軽減に貢献する分散投資

分散投資とは資金を様々な投資対象に分散させることで、市場変動リスクを単一銘柄や単一資産クラスへの投資に比べて軽減し、相対的に安定したリターン獲得の可能性を追求する手法です。分散投資には資産や銘柄の分散、地域の分散、また、時間の分散などが挙げられます。

マルチアセット運用とは、グローバルに分散した複数の資産クラスや運用スタイルへのエクスポージャーを獲得するプロセスです。マルチアセット運用では、株式や債券などの伝統的な資産と、不動産やコモディティなどのオルタナティブ資産を組み合わせる投資を実践することができます。

異なる市場は、国内外の情勢や経済的要因(鉱工業生産、雇用、金融政策、投資水準など)の影響を受けます。そのため、資産クラスをどのように分散させるかは、リスクの大きさやリターンの変動に直接影響を与えます。

分散投資の効果

5年後のマーケットを予測できますでしょうか?
金融資産の変動要因は個別企業、各国の政治、金融政策、地域リスクなど様々であり、残念ながらリターンの高い資産を事前に予測し、それを的中し続けることは現実的には困難です。

分散投資の効果

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ラッセル・インベストメント・アカデミー

2020年12月末時点。国内株式:TOPIX(配当込み、円ベース)、外国株式:MSCI KOKUSAI(配当込み、円ベース)、日本債券:NOMURA-BPI総合指数(円ベース)、外国債券:FTSE世界国債インデックス(除く日本、円ベース)、組合わせ:上記4資産を4分の1ずつの配分で組合わせ。主要4資産のデータは過去の実績であり、将来の投資収益等の示唆あるいは保証をするものではなく、またその結果の確実性を表明するものではありません。インデックスは資産運用管理の対象とはなりません。また、インデックス自体は直接的に投資の対象となるものではありません。インデックスには運用報酬がかかりません。組合せのデータは、過去の実績等を加工・分析したものであり、その結果の確実性を表明するものではありません。 出所:ブルームバーグのデータをもとにラッセル・インベストメント作成

投資家が株式のポートフォリオを運用している場合、株式市場の変動が激しい時期には、損失を被る可能性があります。しかし、同じ期間に、相関性は低く、より良いパフォーマンスを示す可能性のある債券や私募不動産など他の資産クラスへの投資も行っている場合、これらの投資からのリターンは、投資ポートフォリオ全体のリターンの平準化に貢献します。

一例として、株式と債券を比較します。総じて景気が良くなると株価が上昇すると言われますが、これは景気拡大に伴い企業収益が増加する結果、株主価値が増大することに起因します。一方で、景気が拡大すると、企業を始めとした資金需要の増大により市中金利が上昇する傾向があり、その場合には債券価格の下落に繋がります。一方、景気悪化局面においてはその逆の動きが想定されます。つまり、景気変動という一つの経済要因において、株式と債券では反対方向の価格の動きを示す傾向があることから、株式と債券の両方に投資した場合、比較的安定したリターンの獲得が期待できると考えられます。

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